厚生労働省の専門審議会は1月20日、プエラリア・ミリフィカなど四つの植物由来成分を、食品衛生法に基づく指定成分(※参照)とする方針案について、パブリックコメント(以下パブコメ)の報告を行った。パブコメでは、「『指定を妥当とする理由』の前段階の選定理由を示すべき」などといった意見が寄せられた。厚労省は、パブコメで寄せられた意見と、委員らから寄せられた意見を検討したうえで、6月1日の施行に向けて準備するとしている。
(続きは、「日本流通産業新聞」1月23日号で)
※指定成分とは…指定成分とは、食品衛生上の危害を防止する見地から特別の注意を必要とする成分や物。厚生労働大臣が、薬事・食品衛生審議会の意見を聞いて指定する。厚労省が提示した指定成分案では、プエラリア・ミリフィカなど4品目が挙げられた。指定成分含有食品を扱う事業者は、人の健康に被害を生じさせる恐れがある旨の情報を得た場合、届け出を行う必要がある。
厚生労働省/パブコメの意見を報告/「指定成分の選定理由示すべき」など
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