エヌエーシー／３０周年記念式典を開催／全国から３００人の会員が参集

　化粧品「ＢＢリッチクリーム」などを主力に展開するエヌエーシー（本社福島県、小松欣矢社長）は９月２６日、「設立３０周年記念式典」をホテル雅叙園東京で開催、約３００人が参加した。第一部では小松社長が講演し、エヌエーシー設立から現在までの３０年を振り返り、製品開発に対する思いを語った。また、１０月からエヌエーシーにクレジットカード決済を導入することを発表。決済代行を手掛けるアクシズペイメント（本社東京都）の担当者によるデモンストレーションが行われた。
　小松社長は式典の冒頭のあいさつで「会員の皆さまの支えがあって、３０年を迎えることができた」と振り返った。さらに「近年はアンチエイジングという言葉はあふれているが、社名の由来でもある『ノットエイジング』、加齢を止めるという信念のもとで事業を進め、企業理念の『いつまでも、若く、美しく、健康で、現役でいること』を掲げてきた。今の目標は、私が８０歳になった時に５０周年の記念式典であいさつに立つことだ」と抱負を述べた。
　同社の電算を手掛ける日本ネットワークシステムズ（本社宮崎県）の高山隆憲社長は来賓代表のあいさつで「現在の取引先で３０周年を迎えた企業はない。働き方改革に伴い副業を容認する企業が増えており、ＮＢ業界にとって追い風となっている」と話した。
　式典では、代理店や販社、新たに代理店に昇格した会員を紹介した。そのほか、エヌエーシーの発展に寄与した会員に特別賞を授与した。さらに、長年勤務する社員を紹介して労をねぎらった。
　記念式典のパーティーでは、小松社長と親交のある山本リンダや今陽子、麻丘めぐみ、伊藤咲子といった有名歌手のライブなどで大いに盛り上がった。