北の達人コーポレーション/エスペランザを提訴/権利侵害の差し止め、損害賠償求め

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 健康食品や化粧品の通販を行う北の達人コーポレーション(北の達人)は6月4日、スキンケア商品の商標権侵害や著作権侵害などの差し止め、損害賠償の支払いを求めてESPERANZA(エスペランザ、本社愛知県)を東京地方裁判所に提訴した。北の達人は競合・模倣対策室を設置し、知的財産権や公正な競争環境の確保に努めている。
 北の達人はエスペランザが販売するスキンケア商品「天使の肌砂糖」について、自社のスキンケア商品「みんなの肌潤糖」と商品名において商標権を侵害し、ページの画像・挿絵などにおいて著作権を侵害していると主張。侵害行為の差し止めや損害賠償1222万8050円の支払いを求めている。
 北の達人は、「商品名が類似しているほか、販売ページのイメージ画像や使用方法の挿絵など複数の著作権侵害行為があった。直接抗議したところ販売ページの一部を削除したものの満足のいく対応とは言えず、提訴に至った。損害賠償金はエスペランザ社の推定利益をもとに算出した」(管理部)と話す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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