電通は2月14日、ダイレクトマーケティングの関連部署を再編し、ダイレクトに関する領域を子会社の電通ダイレクトフォース(本社東京都、白鳥敏博社長)に統合すると発表した。専門性の高い人材とノウハウを集約することで、事業戦略から企画・実行までをワンストップで提供する。電通ダイレクトフォースの社名は4月1日付で、「株式会社電通ダイレクトマーケティング(DDM)」に変更する。
DDMは従来型のダイレクトレスポンス広告に加え、戦略コンサルティング・デジタル・CRM領域も注力することで、課題解決力を強化していくという。
顧客企業の多様な需要に応えるべく、最先端のケイパビリティー(企業が持つ組織的能力)を保有するための投資や技術開発に加え、専門人材の獲得と育成を加速。名実ともにダイレクトマーケティングにおけるリーディングカンパニーを目指す。
なお、3月19日開催予定の電通ダイレクトフォースの株主総会後の取締役会で、DDMの代表取締役社長に佐藤聖二氏が就任する予定。
電通/ダイレクト領域集約/本社の関連部署を子会社に
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