関東や東海地区で講習販売店舗「ライブストア」を展開する、シールズ(本社東京都、坪井保社長)は3月26日、都内で2016年入社式・社員総会を開催、17年3月期を初年度とする5カ年の中期経営計画を発表した。入社式では、4月1日付で入社する7人に対し辞令を交付した。
17年3月期のスローガンに「3C(さんし『コンセプト・コンプライアンス・キャピタライズ』)ますの年」を掲げた。企業理念をユーザーに正確に伝える、法令順守の徹底、積極的に自己投資することで人間的な成長を目指す─の三つにフォーカスした。
5カ年の中期経営計画は、石川達也会長が発表。創業20周年を迎える21年3月期に新規顧客数を増やし年に一回、ホテルに得意客を招いて開催する「周年イベント」の来場者数を16年3月期比で4割増に引き上げる。リピート購入による売り上げ増も中計に盛り込んだ。エリアマネージャーを中心に、地域性を踏まえた戦略を打ち出すことで計画達成を目指す。
社内体制も見直す。新たに企画開発室を設置。関東支店はエリアを2分割、売り上げ増を目指す。
総会では10年以上に渡って店長として活躍した社員に「功労賞」を、創業来店長を務めた社員に「特別功労賞」を授賞した。
坪井保社長は入社式の祝辞で「私が新人の時、先輩から『給与はコミュニケーションと書籍の購入に使え』と教えられた。仕事を通じて社会人として磨きをかけ、シールズの一員として成長してほしい」と激励した。
3月に愛知県内で3泊4日間で開催した、エコ関西、ウエルネス21、アイ・エスコーポレーションなど宣伝講習販売企業5社合同の新入社員研修の模様を映像で振り返った。新入社員の決意表明では、新人研修で学んだ「よさこいソーラン」を披露した。
シールズ/5カ年の中期経営計画を発表/新卒7人の入社式を開催
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