ショッピージャパン/佐川急便と運送業務契約/海外への配送を一気通貫で支援(2022年1月1日新年特大号)

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 東南アジアや台湾の大手ECモールを運営するShopee(ショッピー)の日本法人であるショッピージャパン(本社東京都、フェン・ツィーミン代表)は12月15日、佐川急便と運送業務契約を締結した。世界各国のネットワークを保有する佐川急便に運送を委託することで、国内から海外のラストワンマイルまで一気通貫で迅速な配送を実現する。
 昨今の円安などにより、越境ECを開始する国内通販事業者は増加傾向にある。だが、同社によると、越境ECは配送面にまだ多くの課題が存在するという。
 「日本国内から海外への販売になるため、商品の配達状況などが確認しにくいことがあった」(Japan Cross Border 村松俊和氏)と説明する。
 佐川急便と業務契約を締結することで、配送面の不確実性を解消するとともに、商品保管からピッキング・パッキング・ラベリング、検量・検尺、X線検査、空港への配送、購入者への配達まで、一気通貫の対応が可能となる。さらに、配送の時間短縮にもつながる見込みだという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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