ヤクルト本社 15年4―9月期/乳製品訪販事業は2.5%減に/連結純利益は過去最高

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

ヤクルト本社は11月13日、15年4―9月期(中間期)連結業績を発表、乳製品と化粧品の合計売上高は前年同期に比べ横ばいだった。宅配専用商品「ヤクルト400類」はヤクルトレディ(YL)数の減少したことなども影響し、前年同期比1・6%減だった。
 連結純利益は、インドネシアなどアジアを中心としたYLによる訪問販売に加え、医薬品事業やプロ野球の優勝セールが好調だったことから中間で最高を更新した。
 国内の宅配チャネルでは、テレビCMをはじめとした広告宣伝を積極的に展開し、YLの採用活動を継続的に支援することで、宅配組織の強化に努めた。乳製品の訪販チャネルでの売り上げ数量は同2・5%減だった。
 化粧品事業は、保湿成分「S.E.(シロタエッセンス)」の価値普及に重点を置き、基礎化粧品の主力ブランドである「パラビオ」「リベシィ」「リベシィホワイト」を中心としたカウンセリング型の訪問販売を継続した。売上高は同0・6%減の33億4000万円。
 YL数については、15年3月末に比べ546人減の3万7051人、ヤクルトビューティ(YB)は同300人減の5700人。

続きは「日本流通産業新聞」11月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ