日本アムウェイ 21年12月期/売上高は984億円に/空気清浄機、栄養補給食品が伸長(2022年5月19日号)

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 日本アムウェイ(本社東京都、ピーター・ストライダム社長)は4月28日、2021年12月期業績を発表、売上高は、ホームケアやパーソナルケアのカテゴリーは不振だったものの、栄養補給食品カテゴリーが伸長し、前期比約1%増の984億5700万円とほぼ横ばいで推移した。
 製品群別の売上高は、「ホームケア」が前期比15.2%減の23億8500万円だった。コロナ禍で空気清浄機「アトモスフィア」が成長。コンパクトタイプの「アトモスフィアミニ」の発売で利用者層が拡大したことなどにより、「ハウスウェア」は同3.3%増の203億8100万円と好調に推移した。
 「栄養補給食品」も好調を維持した。脳腸相関に着目した乳酸菌・ビフィズス菌と有用なSOD酵素を含む有機栽培のメロン濃縮物を配合した「ニュートリ プロバイオ メンタルテクト」が大きく売り上げを伸ばしたという。これらにより、売上高は2.7%増の519億100万円で着地した。
 一方で「パーソナルケア」は苦戦。前期よりも2・8%減の217億5900万円だった。約10年ぶりにアーティストリーをリブランディング。新しいブランドとして「アーティストリー・スキン・ニュートリション」を立ち上げている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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