【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第494回 冷凍魚総菜専門ECサイト「魚匠えびす」/家で本格和洋料理、40代以上の顧客獲得(2025年4月17日号)

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田中勝也氏

田中勝也氏

 大阪と東京に本社を置く総合物流企業、鴻池運輸。2019年に大阪木津卸売市場内に食品加工場を開設し、その後、冷凍魚総菜のECサイト「魚匠(うおしょう)えびす」を立ち上げた。一流シェフ監修の本格魚介料理が手軽に楽しめると評判になり、40代以上の顧客を多く獲得している。ECサイトを運営する大阪木津営業所の田中勝也所長に聞いた。

◆特徴

 「魚匠えびす」のスタートはBtoBだったが、コロナ禍に入り、個人向けの商品開発に取り組んだという。
 「当初は業務用商品を受注生産で請け負っていましたが、せっかくの生産設備を業務用だけに使うのはもったいないということで、自社ブランド商品の開発を始めました。他店との差別化を図るため、より本格的な、手間暇かけた、お店の味をそのままに、をコンセプトにしました。魚介料理は、家庭で調理するのが面倒、調理方法が分からない、臭いが残るなどの理由で敬遠される方が増えています。魚匠えびすでは、面倒な下処理や工程を丁寧に行うことで、臭みのない、ふっくらとした食感の魚介料理を手軽に楽しんでいただけます」
 元大使館付きシェフが監修し、和と洋の2ブランドで多彩な商品をラインアップしているのが特徴だ。
 「和はおうち割烹、洋はおうちでバル気分を簡単・便利に楽しめるよう、完全調理済の冷凍商品となっています。魚介料理単体だけでなく、食事として簡単に食べられるものがあったらいいなと考え、米と魚介=片手で食べられる焼き魚定食というコンセプトで開発した魚介のライスバーガーは、当社ならではの商品だと思います」


◆客層・情報発信

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月17日号で)

<運営会社概要>
【運営】鴻池運輸株式会社
【ショップ開設時期】2020年7月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ、アマゾン、楽天市場、メルカリShops、LINEギフト、ギフトモール
【導入システム】ネクストエンジン
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

炙り鮭塩糀焼 だし茶漬け

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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