【ナカの”ヒト”】 <SEAM 石根友理恵代表取締役>/「母」と「社長」に奮闘 (2023年7月27日号)

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石根友理恵氏

石根友理恵氏

 低アルコールカクテルブランド「koyoi(コヨイ)」を運営するSEAM(シーム、本社東京都)の石根友理恵代表は、「母」と「社長」の二つの顔を持つ。子育てに奮闘しながら経営者として事業に取り組む背景には、病気で父を亡くした過去の経験があるという。
 石根代表は現在、神奈川で6歳になる娘と2人で暮らしている。朝早くに起床し、家事をし、娘を保育園に連れて行く。その後、会社に出社する。日中は「koyoi」の事業展開について、従業員とミーティングをしたり、社長業に従事したりと忙しい日々を送っている。
 夕方5時を過ぎると、娘を迎えに行くため、退社する。その後、自宅で娘と夕飯を食べたり、遊んだりと、家族団欒(だんらん)の時間を過ごしている。
 「ただ、自宅に帰ってきても、仕事のミーティングをしたり、連絡を返したりしてしまう。娘からは『ママ、また携帯見てる』と言われることもある。プライベートの時間はあまりなく、いつも『社長』と『母』のどちらかに追われている」(石根代表)と話す。
 多忙を極める毎日だが、信念はぶれることなく、事業に取り組んでいる。その根底には、

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月27日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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