【こだわりの逸品を全国展開　特産品ＥＣ】第４０５回　<焼菓子専門ＥＣサイト「足立音衛門」>／閉校した小学校を製造から発送の拠点に改修（2022年12月15日・22日合併号）

　京都・福知山城近くに本店を構え、こだわりの焼き菓子を製造販売する「足立音衛門」。厳選した栗をぜいたくに使った「栗のテリーヌ」は、多くのメディアで紹介されている看板商品だ。２１年１０月、閉校となった小学校をリノベーションし、商品の製造・販売・発送の拠点となる施設をオープン。地元の人々の雇用も行っている。さまざまな取り組みや反響について、営業部長の土田和典氏に聞いた。

◆特徴・広がり

　素材にこだわり、手作りにこだわったぜいたくな焼き菓子。多くの思いが詰まった商品は、メディア紹介をきっかけに全国に広まった。
　「和菓子で使う和三盆糖を洋菓子で初めて使った『贅沢和三盆パウンドケーキ』がメディアで紹介され、認知度が上がりました。その後、店主の『おとえもん』が、栗本来の味を求めて作り上げたのが『栗のテリーヌ』です。総重量６５０グラムのうち４００グラムが栗であり、さらに丹波栗を使った自分の夢のケーキを作って１万円で販売したことで、多くのメディアやお客さまに面白がって使っていただくようになり、人気商品となりました。生産者さまの努力の結晶による素材と、私たち作り手の思いをお菓子に乗せて届けることで、人・心・地域がもっと豊かになるよう、作り続けています」


◆情報発信・反響

（続きは、「日本ネット経済新聞」１２月１５日・２２日合併号で）

<運営会社概要>
　【運営】足立音衛門
　【開設時期】２０００年
　【ＥＣ運営人数】４人
　【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場、ヤフーショッピング、アマゾン
　【導入システム】ＣＳ―Ｃａｒｔ
　【配送委託先】ヤマト運輸