【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□349 ジャパンEコマースコンサルタント協会 清水将平特別講師〈「楽天市場」〉/「39ショップ買いまわりキャンペーン」を分析(2022年9月22日号)

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 「楽天市場」といえば、「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」など定期的に開催されるイベントが有名です。両イベントとも税込1000円以上の注文件数に応じて、最大ポイント10倍の買い回りポイントが付与されます。
 最近は、他モールとの競争が激化した結果、同じ月に「お買い物マラソン」が二度、「楽天スーパーSALE」の開催月にも「お買い物マラソン」が開催されるほど頻度が増え、珍しいイベントではなくなりました。
 そんな「楽天市場」にて、この8月には、「お買い物マラソン」とは別に、3980円以上で送料無料ラインに対応したショップである39ショップ限定の「39ショップ買いまわりキャンペーン」が初めて開催されました。
 キャンペーンサイトは、「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」とほぼ同じデザインではありますが、1注文の条件が税込3980円以上であり、買い回りが最大7ショップのポイント7倍という違いがあります。
 そして、バラエティクーポンというショップ参加型のクーポンも3980円以上という条件があるため、100円や300円引きのクーポンは配布されず、4500円以上の注文で500円引きからと買い回りの3980円以上を配慮したクーポンが配布されています。

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月22日号で)

〈筆者プロフィール〉
しみず・しょうへい
 日本ECサービス 代表取締役。03年から07年に楽天にてECコンサルタントなどを経験し、日本全国2000社以上の楽天ショップが加盟する日本最大級の会員サポートサービス「ECマスターズクラブ」を運営。日本全国のネットショップにセミナーを開催し、累計1万2000人以上にノウハウを教えている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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