【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第381回 〈足袋専門ECサイト「ゑびす足袋本舗」〉/足の悩み改善に役立つ「こたび」が注目集め (2022年6月2日・9日合併号)

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白記澄子社長

白記澄子社長

 大阪府大阪市の「ゑびす足袋本舗」は、1861年創業の足袋専業メーカー。人間工学に基づいた足型の研究と、こだわりの生地によって作られる足袋は、履き心地がよく疲れにくいと評判だ。コロナ禍で運動量が減って足に違和感を持つ人が増えたことから、毎日履いてその悩みを改善する「こたび」が注目を集めている。六代目の白記澄子社長に聞いた。

◆特徴・人気商品

 ゑびす足袋の特徴は足型と生地にあり、1足1足職人が手作りして履き心地抜群の足袋を作り出している。
 「当社の三代目が足型の研究を行い、何千人もの足型を分析して足袋を作り上げました。生地は東洋紡に作っていただいており、最高級白キャラコ(綿100%)のシリーズや、綿70%・ポリエステル24%・ポリウレタン6%のストレッチ生地シリーズなどがあります。どちらも足に合った足袋を履くことで、足から発する水分と熱で少し履くと足に吸い付くようにフィットし、アイロンがいらないのも特徴です」
 「こたび」や「足袋ブラシ」も、この店ならではのこだわりあふれる商品だ。
 「足袋のお見立てイベントで各地に行った際、足に問題を抱えている方が多いと気付きました。昔から当社の足袋を履くと膝や股関節の痛み、外反母趾などが改善したと言われることが多く、毎日履ける新しい足袋を作ろうと考え、土踏まず丈の『こたび』を開発しました。『こたび』は、移動中やスポーツ前後など、さまざまな場面で足を健康な状態に戻すサポーターとして使えます。『足袋ブラシ』は、世の中に足袋底などをきれいに洗えるブラシがなかったので、さまざまな素材を探してサボテンの繊維に出会い、オリジナルブラシを作りました」


◆サイト作り

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月2日・9日合併号で)

〈運営会社概要〉
【運営】エビス
【開設時期】2015年6月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場
【導入システム】カラーミーショップ
【配送委託先】ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便
 ※ネットショップ・実店舗併用の卸については応相談

こたび

足袋ブラシ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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