【次代を担う企業の「EC戦略」】第5回 〈ユニファ(上)〉/子育て環境を支えるサービスを展開

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 2013年に土岐泰之CEOによって創業されたユニファ(UniFa)の社名には「Unify(一つにする)」+「Family(家族)」という思いが込められている。
 九州大学を卒業後、社会人の第1歩を住友商事で踏み出した。内定時点で「事業計画書」を提出。配属はベンチャー投資部門。事業計画書には、土岐氏の興したい事業が書き込まれていたことがうかがえる。
 ユニファの事業は一口で言うと、保育施設を軸とした、「保護者への安心感」と、「保育者の業務効率化/負担軽減」を図る施策の展開である。そのために、独特な商品や独自アプリの企画・開発、webシステムが実現されている。
 土岐氏はなぜ、こうした事業を起業の対象としたのだろうか。愛妻も九大卒。卒業後に結婚。奥方は愛知県の大手自動車メーカーに職を求めた。対して土岐氏は住友商事を経て、日経コンサルティングファームに転じた。二重生活。2人の子供に恵まれた。

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月20日号で)

【著者プロフィール】
千葉明(ちば・あきら)氏
 1949年群馬県生まれ。明治大学政経学部卒業後、1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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