【リニューアルのポイント】 〈ハイモジモジ〉/ページの役割を明確化

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ヒット商品「ワーカーズボックス」と松岡代表

ヒット商品「ワーカーズボックス」と松岡代表

 文房具を中心としたアイデア用品のデザイン・販売を手掛けるハイモジモジ(本社東京都、松岡厚志代表)は8月23日、自社サイトのリニューアルを行った。
 各商品のコンセプトを伝えるブランドページと、商品を販売するショップページをより明確に区別した。
 シリーズ累計7万5000冊を売り上げる収納BOX「WORKER’SBOX(ワーカーズボックス)」は、4月に先行して特設の商品サイトを開設した。ユーザーの目的に応じた情報を提供できるよう、各ページが持つ役割の明確化と整理を行った。
 以前のサイトでは各商品のデザインやアイデアに力を入れている分、コンセプトなど商品説明ページの情報量が膨らんでしまったという。
 ショップページは情報を選別し、最低限の内容を掲載。購入する上で必要な情報が整理されユーザビリティーが向上した。
 商品紹介ページではスマホファーストをより意識したレイアウトにした。「スマホ環境でのトップページは縦スクロールの必要がないよう一画面に収まる高さにした。インスタグラムのストーリー機能のような使用感を意識している」と松岡代表は話す。
 リニューアルでは海外向けに英語版のサイトもリリースした。海外を含めた展示会イベントにも積極的に出展するなど、今後はより多岐にわたる事業展開を進めていくという。


【データ】 
■販売チャネル「自社サイト」「アマゾン」
■配送委託先「日本郵便」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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