【ＥＣ売り方研究所】《楽天市場のハロウィーン商戦》商品別売上ＴＯＰ３０発表/上位店の販売施策も紹介

　日本でも定着した感のあるハロウィーンイベントは、ＥＣ市場にとっても一大商戦となりつつある。国内最大のＥＣモールである楽天市場でもハロウィーン関連商品は活況だ。１０月末のイベント最盛期に向けて各社がコスプレ衣装やタトゥーシール、カラーコンタクトなど、仮装に使える商品の販売を強化した。アドウェイズが提供するＥＣデータサービス「Ｎｉｎｔ（ニント）」が調査した「ハロウィーン関連商品売上ランキング」を基に、上位企業にハロウィーン商戦の取り組みを聞いた。

■首位は１０月上旬にピーク

　「Ｎｉｎｔ」の調査では、ハロウィーン関連商品は早期割引などが実施される８月ごろから販売数が増加し、１０月にピークを迎える。８～１０月の３カ月間で年間販売額の８割ほどが計上されているようだ。
　商品ジャンルではコスチュームの販売額が大きく、今年１０月のデータでは全体の約７割を占める。ハロウィーン関連商品の平均価格は３５２２円だった。
　「ハロウィーン関連商品売上ランキング」で上位３位を独占した「出島オンライン」は、９月末から１０月上旬に販売のピークを迎えたようだ。楽天市場の巻頭特集には１０月７日、９日、１０日、１４日に広告を掲載。１０月に入ってからも販売数は、高水準で推移している。

（続きは、「日本ネット経済新聞」１１月１６日号で）