【マンダム BX推進部 マネジャー 田中智己氏 BX推進部 長谷川嘉子氏】 <男性用・女性用のD2Cブランドの展開開始>/「お客さまに寄り添う」というメッセージを伝えたい(2024年5月30日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 男性用化粧品国内トップシェアのマンダムはこのほど、新しい二つのスキンケアD2Cブランドの展開を開始した。「スパ美容」をコンセプトとした女性用の「HOLIDEA(ホリーディア)」と、男性用スキンケアの「aono(アオノ)」の二つだ。いずれも、SNSなどウェブ広告を中心に、ブランドの世界観などを発信し、認知を拡大していく考えだ。「HOLIDEA」と「aono」のブランド責任者であるBX推進部の田中智己マネージャーと、長谷川嘉子氏に、それぞれのブランドの戦略について聞いた。

多様な価値観やチャネルに対応

 ─店頭で販売するブランドが主流のマンダムのD2C戦略について聞きたい。
 田中 マンダムでは19年に、女性用スキンケア「M4(エムフォー)」というブランドでD2Cブランドの展開を始めた。「HOLIDEA」と「aono」は、マンダムとして二つ目、三つ目のD2Cブランドとなる。
 今まで当社では、マス向けの価値観を持ってさまざまなブランドを展開してきたが、現在は、価値観が多様化しており、購入チャネルも広がりを見せている。
 マンダムは24年4月から、新たな経営計画として、ECを強化することを掲げている。その方針に沿って、二つのブランドを立ち上げた。
 ─それぞれのブランドの戦略について聞きたい。
 長谷川 「aono」は、マンダムとして初めて展開する、メンズオーガニックコスメブランドだ。自分の趣味嗜好にこだわりを持っている男性をターゲットにしている。20~30代をターゲットに、SNSをメインとしたプロモーションを展開していく。
 D2Cは、

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月30日号で)

「aono」

「HOLIDEA」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ