【Eコマース業界地図 「決済編」】 〈決済代行注目サービス〉GMOペイメントゲートウェイ〈「GMOBtoB早払い」など〉/BtoB―ECを積極支援/早期資金化サービスを提案

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 EC業界では近年、決済手段の多様化が加速している。決済代行会社選びの基準が、手数料の安さに偏りがちになる中で、決済代行各社は特色ある取り組みで差別化を図っている。ゼウスは無休のカスタマー対応に加え、EC加盟店への迅速な対応が好評だ。GMO―PGは、外部の格付け会社からEC加盟店へのサポートについて最高評価を得ている。今回の特集では、シーオーメディカルのゼウスの導入事例のほか、BtoB―EC向けの決済サービスを紹介する。

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 GMOペイメントゲートウェイ(GMO―PG)は、BtoB―EC(企業間取引)支援の強化に乗り出している。今年5月に法人向けECの売掛債権を買い取り、売掛金を早期資金化する「GMO BtoB早払い」と、売掛金の未回収を保証する「GMO BtoB売掛保証」を開始。9月1日には、BtoB取引専用の掛け売り(後払い)決済サービス「Paid(ペイド)」を提供するラクーンと共同で、Paid加盟企業向けの早期資金化サービス「Paid早期払い」の提供を始める。
 「GMO BtoB早払い」は、法人向けEC事業者が保有する売掛債権を同社が買い取ることで、入金期日よりも早期に売掛金を資金化できるファクタリングサービス。最短3~5営業日で入金するという。
 企業間取引の掛け売りに対応しながら、売掛金の入金前に資金調達が可能。代金の未回収リスクを軽減できるほか、キャッシュフローの改善、資金繰りの改善・向上が図れる。
 「GMO BtoB売掛保証」は、売掛金の未回収が発生した場合、GMO―PGがBtoB―EC事業者へ保証金を支払うことで、売掛金を保証する。代金の未回収リスク軽減や前金交渉、督促業務といった与信管理業務の削減、新規取引拡大が可能になる。
 総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」の提供やBtoB用ショッピングカートとの提携を通じた決済サービスの展開のほか、BtoB―EC取引に最適な決済手段をまとめた「BtoB―EC向け決済パッケージ」を推進してきた。「潜在的にBtoB市場を対象とするEC企業もあると考えている。BtoB市場に対しても決済サービスや金融サービスを提供することで貢献していきたい」(イノベーション・パートナーズ本部・戦略事業統括部・企業間決済改革室・小川康秀室長)と話している。

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