【Eコマース業界地図 「運営業務管理編」特集】 キャプサー〈「特攻店長」〉/「特攻API」準備/設定で導入できるシステムも

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 システム開発のキャプサー(本社兵庫県、縄舟優一社長、(電)078―362―1920)は、提供している一元管理システム「特攻店長」に関連したリリースを準備している。ECモールとの接続を容易にする「特攻API」の提供を準備。さらに、カスタマイズを行わず設定だけで利用可能な一元管理システムの開発に取り組んでいる。17年4月に提供を始めたクラウド版を含め、ネットショップの需要に応じたシステムを用意する考えだ。
 「特攻API」を提供することで、ECモール側にシステム開発を行ってもらう。「こちらからAPI接続をしなくても、モール側からしてもらえるようなものを用意している」(縄舟社長)と言う。
 「特攻店長」はフルカスタマイズできるのが特徴。しかし、クライアントによっては、容易なカスタマイズで導入できるケースもある。そのような案件については、「カスタマイズは行わず最初に設定だけを有料で行い、設定したら利用できるセミオーダー的なラインアップを用意している。近々メニュー化できる予定」(同)と話す。
 サービス提供から2年が過ぎた「特攻クラウド」への需要も依然増えている。大規模運用に対応できる「特攻店長」の特徴を生かしながら、サーバーの設置やメンテナンスが不要で高度なセキュリティーを提供できるクラウドの良さを取り入れた。
 「特攻クラウド」の提供に併せて月額基本料を改定。カスタマイズはできないが、商品制限は1500商品、受注は月間500件までで月額1万円の「MINIプラン」を用意した。
 「MINIプラン」を導入するネットショップも増えている。

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