ラオックス/アパレルの海外ECを本格展開/オンワードHDと合弁会社設立

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免税店を展開するラオックスは6月22日、オンワードホールディングス(HD)との合弁会社設立を発表した。オンワードHDのノウハウを生かしたアパレルを、ラオックスの免税店や海外ECサイトなどで販売する予定だという。
 ラオックスとオンワードHDは6月22日、アパレルの製造・販売を行う合弁会社設立に向けた基本合意書を締結した。新会社の出資比率はオンワードHDが51%、ラオックスが49%となる予定。合弁契約を7月中に締結し、9月1日の会社設立を目指す。
 ラオックスは国内の免税店や、中国などに開設しているECサイトを通じて、海外の顧客に国産商品を販売するノウハウに長けている。これまでは家電製品などが中心だったが、新会社ではオンワードHDのノウハウを活用し、日本ブランドならではの品質の高いアパレルを企画・製造したい考えだ。
 新会社の商品はラオックスの国内の免税店で海外からの旅行者に向けて販売。さらに、海外ECサイトを通じて、海外の顧客に向けて販売するという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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