アパレルの個人輸入代行サイト「BUYMA(バイマ)」を運営しているエニグモは今年末までに、個人間取引の越境ECに特化した英語の仲介サイトを開設する。日本人を含む世界中の個人が、英語圏の消費者にアパレル製品を販売できるようにする。世界のアパレル市場が拡大を続ける中、国内で培った事業基盤を生かしCCのプラットフォーム事業で海外展開に挑む。
新たに開設するCCサイトは「英語版バイマ」と位置付けた。基幹システムは日本語の「バイマ」と共通。サイトの表記を英語化し、出品者や購入者に英語で対応するカスタマーサポートフタッフをそろえる。日本語の「バイマ」で実施している決済代行や補償、返品サービスなどは英語版でも行う。
現在、英語版のシステム構築を進めており、「年内のなるべく早い段階で始める」(須田将啓社長)。
日本語版の「バイマ」は、海外在住のパーソナルショッパー(出品者)が出品したアパレル製品を、日本の消費者が個人輸入するためのプラットフォーム。品ぞろえは約6000ブランド、年間の出品数は約300万点に上る。パーソナルショッパーの登録者数は今年1月時点で約6万5000人だった。
(続きは日本ネット経済新聞 7月2日号で)
エニグモ/CtoCで海外進出/年内に英語の仲介サイト開設
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