メディアコマース/EC各社の参入相次ぐ/米国大手も日本上陸へ

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米国最大級の生活関連のキュレーションメディア「ハウス」が4月9日に日本上陸

メディアコマースが活発化EC各社の参入相次ぐ米国大手も日本上陸へ
 ウェブメディアとECが融合した「メディアコマース」が活発化している。ウェブメディアが次々とECを開始しているほか、EC事業者がウェブメディアを買収する動きも目立つ。4月9日には米国最大規模の住生活関連のメディアコマースサイト「HOUZZ(ハウズ)」が日本でサービスを開始する見通し。ECにメディアを活用することで潜在顧客の掘り起こしが期待できるほか、広告に頼らず集客できることからメディアコマースの存在感は高まっている。

購入率は4・5倍
 ディー・エヌ・エー(DeNA)は4月6日、メンズファッションの分野に特化したウェブメディア「JOOY(ジョーイ)」を開設した。流行を取り上げた記事やコーディネート写真などを毎日掲載。「将来はコマース機能を追加する予定」(広報部)と言う。
 DeNAは14年10月、女性のファッションやライフスタイルに特化したウェブメディア「メリー」を買収した。
 「メリー」はすでにECに着手しており、「ファッション系のメディアは特にECとの親和性が高い」(同)ことから「ジョーイ」の開設に踏み切った。
 海外アパレルの個人輸入サイト「BUYMA(バイマ)」を運営しているエニグモは今年2月、10代後半~30代の女性をターゲットにした二つのウェブメディアを運営しているロケットベンチャー(本社東京都、龍川誠社長)を約6億円で買収したほか、自社メディアも開設した。
 メディアでファッション感度の高い消費者を集客し、記事を通じて購買意欲を喚起した上でECサイトに誘導する戦略だ。
 自社メディアの「スタイルハウス」は、「バイマ」の販売動向に基づいて海外ファッションのトレンドを発信するのが特徴。「スタイルハウス」を経由して「バイマ」を訪問したユーザーの購入率は、広告経由や検索エンジン経由などを含めたサービス全体の平均値と比べて約4・5倍も高かったという。
 記事の執筆はプロの編集者のほか、雑誌で活躍する有名モデルやカリスマブロガー、女子大生などに委託している。

(続きは日本ネット経済新聞 4月9日号で)

DeNAが4月6日に開始したメンズファッション専門のメディア「ジョーイ」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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