資生堂は3月31日、美容と健康のポータルサイト「Beauty & Cо(ビューティーアンドコー)」のモール機能を終了した。今後は情報発信機能に特化する。自社ECサイト「ワタシプラス」は4月以降も継続。「ビューティーアンドコー」で集客したネットユーザーを「ワタシプラス」に誘導する。
「ビューティーアンドコー」は20~40代の女性を主なターゲットとした情報サイト。美容や健康、メーク、ファッション、グルメ、旅行などの記事を掲載している。12年4月に開設した。
モールには記事の読者と親和性の高い企業が出店。閉鎖時の出店企業は資生堂グループのほか、パナソニック、星野リゾート、らでぃっしゅぼーや、スターツ出版など31社だった。
モール事業は「ビューティーアンドコー」から出店企業のECサイトに会員を誘導し、売り上げに応じたアフィリエイトや出店料、広告料などで稼いでいた。
(続きは日本ネット経済新聞 4月2日号で)
資生堂「ビューティーアンドコー」/ECモールを閉鎖/美と健康の情報発信に特化
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