ジグソーパズルの通販を手掛けるビバリー(本社東京都、神下英輝社長)は9月9日、ECサイトを利用した顧客のカード情報8件が流出した可能性があると発表した。不正アクセスにより、偽のクレジットカード番号入力画面(フィッシングサイト)に顧客を誘導していた。
5月8日から15日の間に、決済を行った顧客のうち8人の情報が流出した恐れがある。「ECサイトのセキュリティーの一部脆弱(ぜいじゃく)性をついたことによる第三者の不正アクセス」が原因とみている。第三者機関による調査が終了したことから発表に至った。
カード決済の不具合について、顧客からの問い合わせでフィッシングサイトに誘導されたことが分かった。
個人情報保護委員会には7月末、不正アクセスを報告。同時期に警察にも被害を申告した。
ビバリー/カード情報流出の恐れ/パズルECに不正アクセス
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。