LISUTO/”タグ付け”を自動化/楽天市場に対応、他モールも順次

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ニール・プラテックCEO

ニール・プラテックCEO

 ECモールの一括出品サービスを提供するLISUTO(リスト、本社東京都、ニール・プラテックCEO、(電)03―6277―7445)は8月1日、「楽天市場」の商品情報におけるタグIDの登録を自動化するサービスの提供を開始した。”タグ付け”と呼ばれる登録作業を行うことで、「楽天市場」内の検索において商品の表示率が高まり、集客力を向上できるという。まずは「楽天市場」から対応し、国内外のECモールにも順次対応する方針だ。
 タグID自動登録サービス「AIタッガー」は、商品情報の登録において「カラー」「サイズ」「素材」「種類」「ブランド」など、属性情報を登録する作業を自動化できる。タグID登録は商品情報登録において必須ではないが、「楽天市場」内のキーワード検索や絞り込み検索に大きな影響を与えるという。
 「例えば『楽天市場』においてエアコンの『適用最大床面積』のタグIDを登録している商品は全体の31%しかない。ユーザーが8畳用のエアコンを求めて、絞り込み検索をしていっても、タグ付けされていない商品情報は出てこない。69%の商品は機会損失が生じることになる」(プラテックCEO)と話す。
 1000件の商品情報は、約5分でCSVにタグID情報を追加することが可能。人力でやると手間も時間もかかる作業が数分で自動的に完了できる。
 初期費用は2万5000円。月間処理件数によって異なる6プランを用意しており、月間100件を処理できる最安プランは月額1万5000円かかる。
 「ECモールはユーザーが目的の商品まで少ない画面遷移でたどり着けるように、絞り込み検索を強化している。しっかりタグ付けすることで流入数を拡大し、売り上げ拡大につなげることが可能だ」(同)と話す。1年間で300店舗への導入を目標としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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