アマゾンジャパンは7月8日、ユーザーが購入した商品を、玄関や車庫などに置いて届ける「置き配」の対象エリアを、東京・大阪・神奈川など7都府県に拡大すると発表した。Amazonが発送する商品が対象。Amazonの物流代行サービスのFBAを利用して商品を販売している出品者の商品も対象となっている。
アマゾンジャパンは3月、一部地域で置き配をテストしていることを明らかにしていた。
エリア拡大後は、東京都14区や大阪府3市など、都市圏の45の地域が対象エリアとなる(表参照)。アマゾンジャパンは、今後も大都市圏を中心に置き配指定サービスのエリアを順次拡大していくとしている。
Amazonで置き配を指定して注文する場合、注文確認画面で「置き配指定」ボタンをクリックする。置き場所を「玄関」「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」「自転車のかご」「車庫」「建物内受付/管理人」の各項目から選択すると、荷物を指定した場所に置いていってくれる。
置き配の対象商品は、アマゾンジャパンの配送パートナーであるデリバリープロバイダが配送する。
デリバリープロバイダは、配達完了時に配達物を置いた場所を撮影。専用アプリにアップデートする。ユーザーはアプリで商品の置き場所を確認することができるという。
アマゾンジャパン/置き配のエリア拡大/東京など7都府県で、FBA商品も配送
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