アスクル/BtoBの新物流拠点/東京への当日配送強化

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
「ASKUL新東京センター(仮)」の完成イメージ

「ASKUL新東京センター(仮)」の完成イメージ

 アスクルは7月2日、BtoB通販事業用の物流拠点を新設すると発表した。東京・江戸川区に5階建てで延べ床面積が約5万8000平方メートルの物流センターを開設する。20年3月に着工し、21年8月に竣工、22年2月に稼働予定。東京エリアへの当日配送能力を強化するのが狙い。
 物流センター「ASKUL新東京センター(仮)」は、日本自動車ターミナルが建設を進めている「葛西トラックターミナルA棟(仮称)」を全棟賃借し、新設する。次世代のBtoB通販事業の中核を担う戦略的位置付けの物流センターだ。
 新センターは東部流通業務団地内の大手トラック運送事業者の拠点が多く存在する葛西トラックターミナル内にある。首都高速湾岸線「葛西インターチェンジ」から1・5キロメートルの場所に位置し、環状7号線に直結している。立地条件を生かし、東京エリアへの当日配送能力の拡大につなげる。
 JR京葉線の葛西臨海公園駅から徒歩でアクセスできるため、人手不足という物流センターの課題解消も期待している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ