〈夢展望×パルコ〉オムニチャネルで連携/店舗で試着、購入はネット

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店内のタブレット端末を使いECサイトで買い物もできる

店内のタブレット端末を使いECサイトで買い物もできる

レディースファッションECの夢展望は3月7日、ネットとリアルを融合させた「ショールーム型店舗」をパルコ渋谷店に出店した。店頭在庫は売れ筋商品に限定し、EC専用商品は店内のタブレット端末を使いネットで販売する。店内のタブレット端末経由の売り上げをパルコ渋谷店の売上高に計上するなど、オムニチャネルの取り組みで2社が連携。対面での接客とECの利便性を組み合わせて売り上げ拡大を図る。

 夢展望が出店したのは「渋谷PARCO PART―3」1階の入り口付近。渋谷駅から徒歩約10分の立地にあり、夢展望のメーンターゲットである10~20代の女性が多く行き交う場所だ。
 店頭在庫は服や靴、小物を合計して約300SKU。売れ筋商品に絞ることで在庫リスクを低減したほか、在庫の保管スペースを削減して売り場を拡大した。
 約1カ月で全ての商品を入れ替えるなど、ファッショントレンドの変化に迅速に対応できる商品サイクルを目指す。
 店内にはタブレット端末7台を設置。EC専用商品や在庫切れの商品をネットで販売するほか、商品を持ち帰りたくない顧客にもECの利用を促す。
 店内に試着室を2室作った。タブレット端末にはコーディネートを体験できるアプリ「夢コレ」がインストールされており、顧客は自分の写真を使いEC専用商品を擬似的に試着することも可能だ。

(続きは日本ネット経済新聞 3月12日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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