Hamee　15年5-7月期／EC売上高5.1億円／前年同期比約9％増に

スマートフォン（スマホ）グッズのＥＣを手掛けているＨａｍｅｅ（ハミィ）の１５年５―７月期（第１四半期）における国内ＥＣ売上高は、前年同期比約９％増の約５億１０００万円だった。ディズニーキャラクターのスマホケースなどオリジナル商品を増やすことでネットショップの差別化を図り、売り上げを伸ばしている。
　ＥＣ事業では「Ｈａｍｅｅストラップヤ」など複数のサイトを展開。自社ＥＣサイトや大手モールへの出店など、国内外で３０店舗以上を運営している。
　競合ショップと差別化するためオリジナル商品の販売を強化してきた。当期のＥＣ売上高に占めるオリジナル商品の比率は５０％を超えているという。
　ＥＣ売上高と店舗向け卸、海外事業を合計した「コマース事業」の売上高は１０億８８００万円だった。セグメント利益は１００万円。前期は株式上場前のため業績の増減率は開示していない。
　実店舗の主な卸先はロフトや東急ハンズ、ヴィレッジ・ヴァンガード、ヨドバシカメラ、ドン・キホーテなど。
　ネットショップ一元管理システム「ネクストエンジン」を提供している「プラットフォーム事業」の売上高は１億８３００万円だった。セグメント利益は３９００万円。「ネクストエンジン」の７月末時点の契約社数は期初比１１２社増の１９２８社、利用店舗数は同６２９店舗増の１万４１０１店舗に増えている。