シニアライフクリエイト/熊本市と見守り協定を締結/自治体との協定は100件目に(2023年10月12日号)

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高橋洋社長(写真右)と熊本市の大西一史市長

高橋洋社長(写真右)と熊本市の大西一史市長

 高齢者専門宅配弁当サービス「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」を展開するシニアライフクリエイト(本社東京都、高橋洋社長)はこのほど、熊本県熊本市と「見守り活動に関する熊本市と株式会社シニアライフクリエイトとの連携協定」を締結した。同社が全国の自治体と見守りなどに関する協定を締結するのは、今回で100件目となった。
 今回の協定締結による同社の具体的な役割は、弁当の宅配中に配達スタッフが届け先の高齢者について異変を感じた際に、市の関係各所に連絡する見守り活動である。配達スタッフは、利用者に毎日弁当を手渡ししているため、「郵便物がポストに溜まっている」といった家の外観の異変や、対面時の異変など、普段の様子を把握していることで気付く変化があるとしている。
 第8期くまもとはつらつプラン(熊本市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画)によると、00年から20年までに熊本市の要介護・要支援認定者は約1・3万人から約4・2万人と3倍に増え、40年には要介護認定者は約6・3万人に増えると推計されているようだ。こうした状況を踏まえ、熊本市では、誰もが住み慣れた地域で安心安全に暮らせる地域の実現を目指し、市と事業者の連携による見守り協定の締結を推進しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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