宅配クリーニングのWashBox(本社東京都、木村政明社長)は7月6日、宅配クリーニングサービス「宅配クリーニングWASHBOX」をリニューアルし、日本初の「洗濯の夜明け配送」を開始した。
21年9月から洗濯代行サービスを行っており、日常で使用するタオルやTシャツ、ワイシャツ、布団などにも対応している。
今回のリニューアルは、アプリの開発と、深夜から早朝の道路が空いている時間帯の配送ルートを確立したことで、「手軽さ」「利便性」を実現したという。
アプリは、LINEが提供している「ミニアプリ」を使用。集荷を依頼するアプリで、会員登録から2タップで依頼することができる。最短で夜12時から朝7時の間に洗濯物を取りに行き、約24時間後に、洗濯した衣類を玄関前に届けるという。専用BOXに入れる置き配や、マンションの受付に預けるなど、ユーザーの要望に対応し、対面での受け渡しが不要な非対面式となっている。
これまでの集荷は、17時から22時の間に行っていたが、深夜のほうが効率よく回れるため時間帯を変更した。自社物流で、同社のアルバイトやパートが配達を担当している。
洗濯は、クリーニング工場と提携し、有形資産を有効活用しているとのこと。現在は東京23区の1部のみでサービスを行っているが、今後拡大していく方針だ。
WashBox/宅配クリーニングリニューアル/アプリ開発と集荷時間を深夜帯に(2023年7月13日号)
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