【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第492回 <玄米おむすび、玄米パン専門ECサイト「玄米おむすび 玄むす屋」> 商品改良やバリエーション増で認知度向上(2025年4月3日号)

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玄米おむすび お試し20個セット

玄米おむすび お試し20個セット

 名水百選に選ばれた「うちぬき」をはじめ、豊かな自然環境に恵まれた愛媛県西条市。創業明治28年の老舗米穀店「かんこめ」では、地元の名水や食材を使った玄米おむすびと、無添加の玄米パンを製造販売している。徐々におむすびの種類を増やすとともに、テレビでの紹介やコロナ禍の巣ごもり需要などによって認知度を上げ、人気のお取り寄せへと成長した。四代目の菅圭一郎社長に話を聞いた。

◆こだわり・特徴

 玄米というと、硬くてパサパサしているイメージを持つ人も多いと思うが、この店の玄米おむすびはほかほかの玄米のおいしさが味わえると評判だ。
 「地元の契約栽培玄米を低温保管し、2度選別をした後、天然水『うちぬき』でゴリゴリ洗って玄米特有の臭いを取り、冷蔵庫で丸3日間浸水させて、圧力釜でゆっくり炊飯しています。そして、ほっこりハラっとほどけて出来たてのようなおいしさを味わっていただけるよう、優しく握っています。店それぞれに目指す玄米のおいしさがあると思いますが、当店では奇をてらわないオーソドックスなものを、少しずつ改良して現在に至っています」
 玄米パンに関しても、おいしさや食感を大切にしているという。
 「最初は米粉100%のパンを目指していましたが、やっていくうちに『誰に何を届けたいのか』を考えるようになり、小麦アレルギーの方やグルテンフリーを所望される方に向けた商品とは違うと思いました。それは専門店にお任せするとして、当店としては、小麦と玄米が合わさったらどこまでおいしくなるのかを目指すべきだと思いました。穀物の控えめな甘さと食感が特徴です」


◆売れ行き

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月3日号で)

<運営会社概要>
【運営】有限会社かんこめ
【ショップ開設時期】2003年10月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ、ヤフーショッピング、楽天市場
【導入システム】Shopify
【配送委託先】ヤマト運輸

菅圭一郎氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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