【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第240回 〈ワサビ製品専門ECサイト「山本食品」〉/ユニーク商品生み出し、新しいワサビの食べ方も提案

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富田律子氏

富田律子氏

 創業明治38年、富士山の麓、静岡県三島市でワサビ商品の製造販売を行う山本食品。ロングセラーの「わさび漬」、新感覚のワサビ調味料、本ワサビ専用おろし板など多彩な商品展開で注目を集め、モールへの出店でEC事業拡大にも取り組んでいる。順調に売り上げを伸ばしているネットショップについて、通販部の冨田律子氏に聞いた。

◆こだわり・商品開発
 山本食品は、創業以来受け継がれている「わさび漬」をメインにしながら、新しいワサビの食べ方を提案するユニークな商品を次々に生み出している。
 「当社の社訓である『わさびを、もっと、おもしろく。』をテーマに、商品作りに取り組んでいます。変わらぬ味の『わさび漬』を守りながら、若い世代の方には気軽に使えるワサビの調味料や、『そうきたか!』と驚くような商品から、ワサビに関心を持っていただければと考えています。発売以来20年間、多くの方に愛されている『わさびマヨネーズ』や、今までなかったオイルで食べる新感覚の調味料『わさびオイルふりかけ』は、若いお客さまにも人気の商品です」
 食品だけでなく、こだわり抜いて開発した「本わさび専用おろし板 鋼鮫(はがねざめ)」は「グッドデザイン賞2018」を受賞し、注目を集めている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」1月24日号で)

おろす面の模様に「わさび」の文字を配列した「鋼鮫」

辛味と香ばしさが特徴の「わさびオイルふりかけ」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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