【ライフバンテージジャパン 塩川英一社長】 〈20年6月期売上高は45億7000万円〉安定した定期注文に支えられる

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 ライフバンテージジャパン(本社東京都、塩川英一社長)の20年6月期決算の売上高は前期比1.1%増の45億7000万円となった。コロナ禍においても、安定した定期注文によって増収を達成できたという。21年6月期は、定期注文のメンテナンスに注力するとともに、オンラインでのサポートを強化して、ディストリビューターのビジネスを支援していく考えだ。

■主力サプリメントの粒サイズを小さく改良

 ─20年6月期決算の業績について。
 売上高は前期比1.1%増の45億7000万円。メンバーの皆さんの安定した定期注文に支えられ、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でも、増収を達成することができた。
 また、主力のサプリメント「プロタンディム NRF2(ナーフツー)」の粒サイズを小さく改良して4月に発売。飲みやすいサイズになったため、「新しい方にも勧めやすい」と好評だ。
 5~6月には、ビジネスプロモーションを実施。新たに昇格、ランク復活、ダウンラインの昇格をサポートすることで、通常のボーナスに加えて特別応援ボーナスを支給するというものだ。ディストリビューターのビジネスを後押しできた。
 ─定期注文が安定している要因とは。
 売上高に占める定期注文の割合は76.9%に上るほど安定している。主力の「プロタンディム NRF2」と「プロタンディム NRF1」をコンビネーションで愛用するメンバーが増えている。そのほか送料無料のセットも好評だ。


■コンプライアンスを重点的にトレーニング

 ─コロナ禍において、どのようにメンバーのビジネスをサポートしたか。
 ほとんどのグループが4月以降、オンラインでの活動に切り替えて、以前にも増して精力的に製品・ビジネスを伝えている。多くのリーダーが「逆境をチャンスに変える!」とモチベーションが高まっていて、非常に心強い。
 オンラインでのビジネスを進めるに当たって、当社ではコンプライアンスを重点的にトレーニングした。事前の三大告知や概要書面の交付など、オンラインでも相手の方に安心していただける伝え方について改めてトレーニングしたことで、メンバーから「オンラインでのビジネスに自信が持てるようになった」との声が挙がっている。
 その上で、私も含めて当社スタッフが、メンバーのZoomセミナーに積極的に参加させていただき、現場のリーダーとコミュニケーションを取って、協力体制を維持することに努めてきた。
 ─イベントもオンラインで実施している。
 成功への登竜門的イベントである「プロ3カンファレンス」を6月に、ビジネストレーニングのイベント「インフルエンサーキャンプ」を9月にオンラインで開催した。ビジネスを始めたばかりのメンバーも数多く参加し、「自宅でトレーニングを受講できて嬉しい」と喜んでいただけた。
 米国本社でも「2020 バーチャル グローバル コンベンション」を10月24・25日に開催する。ライブ配信だけでなく、30日間限定でオンデマンド配信にも対応した。

(続きは、「日本流通産業新聞」」10月8日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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