【リフウェル 山田晃社長】 〈ヒト幹細胞美容液配合のサプリメントが好調〉コロナ禍でも5割増収を達成

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 ヒト幹細胞美容液の化粧品や健康食品をネットワークビジネス(NB)で展開するリフウェル(本社東京都、山田晃社長)は、コロナ禍でも業績が大きく伸長している。20年6月期の売上高は、前期比50.4%増の8億9200万円。前期に引き続き、ヒト幹細胞美容液を配合したサプリメント「カラダリケア」の販売が好調で、5月以降は毎月400人を超える新規顧客を獲得できたことなどが増収要因となった。20年度決算や、ヒト幹細胞美容液へのこだわり、今後の戦略などについて山田社長に聞いた。

 ─20年6月期の業績について聞きたい。
 20年6月期の売上高は前期比50.4%増の8億9200万円となった。19年6月期は前期比6倍増と大幅な増収を達成したが、新型コロナウイルスの感染拡大により、会員のビジネス活動が停滞してしまった。今年3~4月は、週6回の頻度で開催していたセミナーを中止したことにより、新規会員の獲得が減少してしまったことが、緩やかな成長となった要因の一つだ。50.4%の増収となったが特別な販促やマーケティングは実施しておらず、全国のリーダーなどの活躍に負うところが大きい。
 19年6月期で増収の火付け役となったヒト幹細胞美容液を配合した、サプリメント「カラダリケア」(希望小売価格2万2000円)の販売は引き続き好調だった。会員数も順調に伸び、アクティブ会員は9月3日時点で5000人を超えている。
 ─5月以降に新規登録が再び増え始めた。
 今年5月頃から、「Zoom(ズーム)」などを活用したオンラインセミナーができる環境が整ったことで再び新規会員が増加し、毎月400人以上、新規登録している。
 会社主催のセミナーは週に一度実施している。私自身も参加し、対面のセミナーの時と同じように、参加者に思いや考え方を伝えることができるようになり、新規登録の件数が回復し始めた。
 ─ヒト幹細胞美容液との出会いは。
 13年8月に創業して1年後に、再生医療を専門にしていた大学教授との出会いがきっかけだった。

(続きは、「日本流通産業新聞」」10月1日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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