【ビィゴライフ 坂田寿宏社長】 国内CBD販売でのパイオニアに

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 健康食品をネットワークビジネス(NB)で販売するビィゴライフ(本社東京都、坂田寿宏社長)は5月22日、大麻草由来の成分カンナビジオール(CBD)を含有した食用オイル「GREEN―VIGO(グリーンビィゴ)」を投入した。新製品投入で、フィールドが活発化し始めているという。CBD製品発売の経緯や狙い、国内のCBD企業のパイオニアを目指すための戦略などについて坂田社長に聞いた。

 ─CBD製品を投入した狙いは。
 今年で当社は8期目を迎え、インパクトのある製品を打ち出したかった。5年前にCBDの存在を知り可能性を感じ、19年夏からCBD製品の導入を本格的に考え始めた。「グリーンビィゴ」は、当社の主力製品である「メロンビィゴ」に匹敵する人気製品になるものと確信している。「グリーンビィゴ」を投入する2020年は、第2創業という位置付けでもある。
 「グリーンビィゴ」(一般価格2万1600円/会員価格1万5120円)の容量30ミリリットルのうち、CBDを1000ミリグラム配合している。成熟した茎と種からのみ抽出した純度99%のCBDを使用した。ベースに、中鎖脂肪酸を豊富に含有するオイルを使用したことも特徴だ。ベープなどでCBDを吸引する場合、吸収率は良いかもしれないが、健康被害も出ているので、会員の安全を考えオイルにこだわった。
 オイルにミントの香りをつけ、口に入れやすいようにしているのもこの製品の強みだ。舌下で吸収する以外に、肌に塗ることもできる。
 ─CBD製品の投入でフィールドが活発化していると聞くが。
 製品投入後は、フィールドの動きが活発している。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、4‐5月は新規会員のリクルート活動の動きが停滞し、思うように新規登録が増えなかった。

(続きは、「日本流通産業新聞」7月9日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ