【ライフバンテージジャパン 塩川英一社長】 3~4月の新規登録数は1~2月より増加

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 ライフバンテージジャパン(本社東京都、塩川英一社長)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、多くのイベントを中止し、ディストリビューターもオンラインでのビジネス活動に切り替えている。それでも、3~4月の新規登録数は1~2月より増えているという。塩川社長に、20年の施策について聞いた。

■売上高に占める定期注文数の割合は79%

 ─コロナ禍で多くのイベントを中止してきた。今後のイベントの計画については。
 成功への登竜門的イベント「プロ3カンファレンス」(2月26日)を中止し、米国への招待旅行「プレミアプロ5サミット」(3月11~16日)は日本人達成者の参加を見送り、4月の「シティミーティング宇都宮」も中止した。
 今後のイベントは、6月の「プロ3カンファレンス」をオンラインで開催する予定だ。ビジネストレーニング「インフルエンサーキャンプ」は、現時点では8月27・28日に開催予定だが、政府の対応も見ながら6月中に開催の可否を判断する。米本社主催の「グローバルコンベンション2020」(10月21~24日)は実施の見通しだ。
 ─3~4月の業績はどうか。
 3~4月の新規登録数は、1~2月よりも増えている。定期注文数も非常に安定しており、売上高に占める定期注文数の割合は79%に上る。多くのリーダーがオンラインでの活動に切り替え、以前にも増して精力的に活動しているからだと思う。非常に感謝している。あるリーダーは「オンラインでは日本中のメンバーと同じ時間を共有できる」とメリットを感じて、さらにモチベーションが高まっている。


■特別応援ボーナス支給のプロモーションを実施

 ─定期注文数が高い要因とは。
 製品力の高さに尽きる。主力のサプリメント「プロタンディム NRF2(ナーフツー)の粒を小さく改良したスモールサイズを4月1日に発売したことも大きいだろう。また、ウエイトマネジメント「フィジーク」シリーズの新製品「プレバイオティック」を4月7日に投入し、堅調な売れ行きを見せている。
 ─メンバーのビジネスを活性化させる施策について。
 5~6月にかけて、ビジネスプロモーションを実施する。新たに昇格、ランク復活、ダウンラインの昇格をサポートすることで、通常のボーナスに加えて特別応援ボーナスを支給するというもの。これまでイベントを実施できなかった分、プロモーションでメンバーのビジネスを応援させていただきたい。
 ─路面店を大阪に開設する構想の進捗状況は。
 2月初旬までは候補物件の選定を進めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって、開設の構想自体をいったん凍結中だ。リモートワークが浸透し、新たな価値観も生まれているため、路面店開設の意義から考え直す必要がある。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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