【エフエムジー&ミッション 中陽次社長】 初の機能性食品発売へ

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 化粧品訪販のエフエムジー&ミッション(旧エイボン・プロダクツ、本社東京都、中陽次社長)はこのほど、同社として初の機能性表示食品を今夏発売する予定であることを明らかにした。シニア層が多い同社の顧客や販売員にとって分かりやすい商品を提案することが目的だとしている。機能性表示食品の展開と、同社の製品群における健康食品の位置づけについて、中陽次社長に聞いた。

■イン・アウトで美容訴求

 ─エフエムジー&ミッションにとって、健康食品シリーズはどのような位置づけですか。
 当社の企業理念は「Inspiring women(女性の人生を応援する)」で、「きれいと元気のお手伝いをする」を会社のモットーとしています。健康な心身であってこそ、化粧品の良さが最大限に発揮されるのです。
 当社は化粧品の製造・販売会社で、化粧品の開発が中心ですが、健康食品については化粧品の補助製品として、心と体を元気にする食品と位置付けています。
 当社では、人間の体が本来持っている力を引き出すための補助食品の開発を目指しています。そして「イン/アウト(体内に取り込む健康食品/外側をケアする化粧品)」の両方の効果を実感していただくことを通して、継続的な健康美のお手伝いをしたいと思っています。
 19年に当社の健康食品の中で最も人気の高かった商品は、「高麗人参EX5000」と「発酵グルコサミンコンドロイチンEX」でした。
 当社のお客さまは、シニア層の方がメインですので、その年代のお悩みに沿った健康食品の人気が高まる傾向があります。

(続きは、「日本流通産業新聞」4月2日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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