【〈食品通販〉インタビュー/ トゥエンティーワンコミュニティ 守川敏社長】社内の環境整備が奏功

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ワインの輸入販売のトゥエンティーワンコミュニティ(本社東京都、守川敏社長)の19年8月期のネット通販売上高は、前期比10%増の19億円となる見通しだ。今年1月には18年楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)を受賞した。今年1月から導入した人事評価システムによる社内の労働環境改善で、社員のモチベーション向上につなげている。守川社長に聞いた。

 ─前期の増収はどんな取り組みが寄与したのか。
 人事評価システム「カオナビ」を導入した。今年1月に目標設定から評価結果のチェック、目標達成までの進捗状況を一括管理できるようにした。対象は全社員40人。画面には社員全員の顔が表示され、進捗状況を確認するようにしている。
 システムの導入に合わせ、各部署と個人で目標を設定した。年間と半年、四半期での目標を決め、常にモチベーションを維持することに成功している。また、目標設定に合わせて定期的な面談も開始している。
 部署の管理職は社長と面談をし、部署での目標達成までに必要なことを確認するようにしている。部署内でも、社員個人と管理職の面談を行っている。
 自分で課題を決め、実行していくことで社員一人一人のやる気を引き出す。目標の進捗と業績に合わせ、インセンティブも実施している。タスク管理を個人から各部門で行い、業務の優先順位を決め、目標達成までのスピードを上げている。
 ─前期はどのような企画がヒットしたか。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月10日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ