【〈食品通販〉インタビュー/ベルーナ グルメ企画室 浅野福太郎室長、平石準主任】各カテゴリーで日本一目指す

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グルメ企画室の浅野福太郎室長(写真右)と平石準主任

グルメ企画室の浅野福太郎室長(写真右)と平石準主任

 ベルーナの19年3月期、食品事業における売上高は175億5600万円だった。食品事業では現在、ワインや日本酒の通販で国内トップの売上高を誇る。食品を担当するグルメ企画室の浅野福太郎室長と、利き酒師の資格を持ち日本酒を担当する平石準主任に、現状と抱負を聞いた。

 ─19年3月期における食品事業の売上高は。
 浅野 前期比5.5%増となる175億5600万円だった。これはワインや卸も含めた食品全体の売上高だ。このうち食品が卸を含めて同3.7%増の125億2000万円。ワインが通販と卸の込みで同10.4%増の50億3000万円。ちなみに日本酒の売上高は食品に入っているが、日本酒のみの売上高は同1.0%増の23億8000万円だ。
 ─グルメ事業における前期の傾向は。
 浅野 前々期からコストアップ要因があり、前期はそのコストを吸収する策を組んでいた。しかし、コストを吸収しきれず、利益重視の取り組みにシフトした影響で売上高の伸びも鈍化した。
 ─商品別の傾向は。
 浅野 冷凍弁当の売り上げが伸びている。売れ筋は「宅菜便」というコースの「ほほえみ御膳」だ。1食500円(税別)を切る価格で栄養バランスがいい。管理栄養士が塩分とカロリーを調整している。
 ─グルメ事業における新規顧客獲得策は。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月10日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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