【都ソリューションズ 多田正幸社長】〈ロジキュー設立しNB企業の物流支援〉NB企業のニーズに応える物流サービス

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ネットワークビジネス(NB)企業向けに総合アウトソーシングサービスを提供する都ソリューションズ(本社京都府、多田正幸社長、(電)075―253―4447)は、18年3月に物流事業を行うロジキュー(本社京都府、鷺島隆博社長、(電)075―681―4447)を関連会社として設立、NB企業の物流支援に乗り出している。NB企業の「かゆいところに手が届く」物流サービスを提供するのがロジキューの特徴。ロジキューではこのほど、取り扱い量の増加に伴い330平方メートルの倉庫を京都市内に新設した。都ソリューションズの多田社長に、ロジキューの物流サービスについて話を聞いた。

 ─物流事業に進出した経緯は。
 多田 ご存知のように、NB業界を取り巻く物流の環境は大きく変わってきている。放っておくと物流費用が高まっていってしまう状況で、NB企業にとっても、物流の利便性は以前よりも低下している。NB企業にとって、使い勝手がよい「かゆいところに手が届く」物流サービスを提供しようということで、関連会社として昨年、物流会社のロジキューを設立した。
 ─NB会社と通販など他の業種では、物流において違いはあるか。
 多田 似ている点もあるが違いもある。例えば、NB企業の場合、荷物のパターンが多数にわたることが多いということはいえるだろう。商品だけでなく、スポンサーキットや契約完了通知、新商品のチラシ、プラン改定のお知らせ、会報誌などなど、送り先の会員の属性やタイミングによって、同送するものが複雑に異なるのが特徴だ。
 ─そうした問題も、NB専門の物流会社ロジキューならばクリアできる?
 多田 ロジキューならば、NB企業の物流にありがちな問題をクリアできるノウハウを蓄積している。小ロット・多品種の物流にも対応できる体制を整えている。システム会社である都ソリューションズのノウハウを生かし、ロジキューの専用システムも構築している。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月1日号で)

今年6月に開設した第二倉庫

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ