【〈新報酬プランを導入〉モデーアジャパン 大井盛夫社長】新規”カスタマー”の獲得に注力

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 モデーアジャパン(本社東京都)は5月1日、コンペンセーションプラン(報酬プラン)を改定して運用を開始した。7月上旬には、リキッドバイオセルのテクノロジーを採用したウェイトマネジメントドリンク「モデーア トリム」を発売する。大井盛夫社長に新報酬プランの導入で期待する成果や新製品について聞いた。

■欧米並みにカスタマーの獲得を

 ─報酬プランを改定し、5月から導入した。

 欧米諸国は2桁成長している最中に、コンペンセーションプランを改定した。日本もそれに倣った。欧米が成長している理由は、新規のカスタマーの獲得に重点を置き、それが成果に結びついているから。米国では、毎月1〜2万人以上の新規カスタマーが生まれている。日本もより新規カスタマーの獲得に焦点を当てるためプランを変更した。
 新プランでは、真の愛用者がいながら、しっかり流通が伴うビルダーとして、タイトルアップすることで「固定給」を獲得できるようにした。これまで組織作りが苦手だった人も組織ができるだろう。モデーアは、従来型のネットワークビジネスとは違い、欧米では、カスタマーからの売り上げが7〜8割を占め、ソーシャルマーケターからの売り上げは2〜3割しかない。日本も積極的に取り入れていきたい。今回の報酬プランの改定は、ソーシャルマーケターの行動を大きく変えるだろう。
 モデーアジャパンの2017年は、売り上げベースでは60%がソーシャルマーケターで、40%がカスタマーだったが、今年に入ってからの平均値では65%がカスタマーで35%がソーシャルマーケターの売り上げとなり、比率が逆転した。

■7月発売の「トリム」に期待

 ─北米で人気の新製品を日本でも発売する。

 ウェイトマネジメントドリンク「モデーア トリム」を7月上旬に発売する。ベニバナ由来の必須不飽和脂肪酸・共役リノール酸(CLA)とリキッドバイオセルのテクノロジーによるコラーゲンも組み合わせた。脂肪の燃焼と筋肉増強のメカニズムに着目した。価格は、1万円を切る9800円(税込)に設定した。ペースト状でスプーンに出して飲む。甘さを抑えたココナッツライム味にしている。

(続きは、「日本流通産業新聞」6月21日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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