【〈4地域に経営資源を集中〉モデーア アスマ・イサクCEO、ロバート・S・コンリー取締役会長、モデーアジャパン 大井盛夫社長】「リキッドバイオセル」が主力製品にまで成長

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モデーア取締役会長のロバート・S・コンリー氏

 栄養補助食品やパーソナルケア製品などを販売するモデーアジャパン(本社東京都、大井盛夫社長)の親会社モデーア(米国ユタ州)の最高経営責任者(CEO)に、コラーゲンサイエンス部門の代表取締役社長兼モデーア最高インダストリー・リレーションズ責任者のアスマ・イサク氏が就任した。前任のロバート・S・コンリー氏は同社取締役会長に専念するという。3月21日に開催した「モデーアアワード」に合わせて来日したロバート・S・コンリー会長とイサク新CEOに、グローバルの現状を聞いた。また日本市場についてはモデーアジャパンの大井社長に現況を聞いた。

 ─コラーゲンサイエンス部門の代表取締役社長兼モデーア最高インダストリー・リレーションズ責任者のアスマ・イサク氏が、モデーアの最高経営責任者(CEO)に就任した。このタイミングでCEOを交代したのはなぜか。
 コンリー イサク氏は17年にモデーアが買収したジュスル・インターナショナルの共同設立者であり、経営者として非常に長けている。前期はグローバルで前期比40%増と成長を遂げることができた。長らく会長とCEOを兼任してきたが、会社を伸ばすことができたので、手を付けられなかった新しい施策に取り掛かれる。また当社のソーシャルマーケターとカスタマーの80%は女性であり、総合的な観点からイサク氏にCEOを務めてもらい、私は会長職に専念することが理に適うのではないかと考えた。日本ではこのような形で交代すると、元CEOは退任するのではないかとみる向きも多いようだ。しかし米国では取締役の役割は非常に重要視される。私はこれからも世界中を飛び回って、モデーアの概念についてスピーチすることでサポートしていきたい。


■専門知識生かし事業展開

 ─イサク新CEOに経営方針についてうかがいたい。
 イサク いろいろな分野に手を出して平凡化してしまうのではなく、中核となる分野に専門知識を深く発揮した形で事業展開していきたい。今後はグローバルの中で4地域に焦点を当てる方針だ。日本が最も重要な地域であることに変わりはない。日本以外では、2カ国で構成する北米地域のうちカナダが対前年比1000%増を記録した。米国は674%増と成長している。オーストラリアは27%増、欧州は70%増だった。
 ─韓国や東南アジアから撤退したのは、4地域にフォーカスするための一環か。
 イサク その通りだ。まず核となる市場で事業を拡大し、適切な時期に撤退した国への再上陸も検討していきたい。
 ─17年の業績についてうかがいたい。
 コンリー 売上高については非公開にしている。成長率については、さきほどイサクCEOが話した通りで、素晴らしい成長を遂げることができた。
 大井 日本は16年度と同じレベルで推移した。ただ、昨年9月中旬に発売した液体コラーゲン栄養補助食品「リキッドバイオセルピュア」が大ヒットしている。すでに昨日までに累計で8万5000本を販売し、売り上げベースでナンバーワン製品になった。新規会員の獲得材料となる製品が上市できたのはプラスの要素だ。
 ─グローバル売上高における日本市場の占有率は?
 コンリー 17年12月期では40%をわずかに下回るくらいだ。過去には70〜80%という時期もあったが、前述した北米などの地域が急成長したことで全体の売上高が増えてシェアは下がった。日本は非常に安定した市場だ。
 イサク 会社としても一つの市場に売り上げが集中するよりも、複数の市場が成長して、バランスがとれた形で全体的に拡大したほうが良いので、それが達成されつつあると考えている。
 コンリー 私が入社した5年前は、「脚が一本しかない椅子のようなものだ」と形容していたが、今では4本の脚で立てるようになり安定してきた。


■グローバルで統一

 ─18年のビジネス戦略は。

(続きは、「日本流通産業新聞」4月5日・12日合併号で)

モデーアCEOのアスマ・イサク氏

モデーア・ジャパン社長の大井盛夫氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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