【近未来の物流】 25年に都市部でドローンが配送

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 80年代のSF映画で描かれたような、ロボットが空を飛び、自動で動き回って荷物を運ぶ世界が間もなく到来する。ちょっと前までは夢物語だったドローン配送についても現在、政府や民間企業が、本気で実用化に向けた取り組みを進めているという。18年12月末までに、離島や山間部などの過疎地で、ドローンによる個別宅への商業的配送を実現するのが目標だという。政府は、25年までに都市部でのドローン配送を実現できるよう、法律とインフラ整備のロードマップを公開している。自治体と民間企業による、都市部でのドローン配送の実証実験も18年度中に、千葉市でスタートする予定だという。倉庫内の物流効率化という側面からみると、ロボットの活用も進んでいる。複雑なシステムを事前に組んでおかなくても、障害物を避けながら自動で荷物を運んでくれるロボットの提供が、すでに開始されている。無人トラックを使った高速道路の隊列走行なども実用化に向け準備が進んでおり、”物流”の世界では、かつての”夢物語”が次々と現実化していっている。


(続きは、「日本流通産業新聞」8月9日・16日号で)


■掲載企業
・ブルーイノベーション
・ギークプラス
・三井不動産

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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