【出版社の通販・ネット戦略】 オンラインを組み合わせた企画に活路/産直・取り寄せ食品需要増

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 出版社が通販やインターネットを使った事業を強化している。食品通販も手掛けるハースト婦人画報社は、5月度の注文数が前年同月比3倍超となった。竹書房は、リアル会場とオンライン配信を組み合わせたイベントを開催したところ、参加者が倍増し、コロナ禍でも集客の維持に成功している。折からの出版不況と書店減少の環境にある出版社は今年、新型コロナウイルスの影響も浴びる形となっている。通販やオンラインイベントなど関連事業での新しい成果が、先の読めない今後の手がかりとなっているようだ。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月20日号で)

■掲載記事
・文藝春秋/オンライン落語会が人気/5―7月に5000人が視聴
・新潮社/産直品も扱い、21年は増収へ/コロナ禍、顧客ニーズ見据え
・ハースト婦人画報社/4―7月売上は2.4倍/「家でおいしいもの」需要増
・竹書房/リアルと両軸で集客/オンラインで参加者倍増

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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