日本トリム/6月度、販売台数が過去最高に/TVCMによる広告展開が奏功

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職域販売を中心に電解水素水整水器を販売する日本トリムの6月度の整水器販売台数が、約1万2000台となり、単月における過去最高の販売台数を記録した。4月から放送を開始したテレビCMが売り上げ増をけん引したという。
 同社は7月28日、16年3月期の第1四半期(15年4月―6月)の売上高を発表。電解水素水整水器の職域販売や催事販売を手掛けるウォーターヘルスケア事業の売上高は前期比11・4%増の34億1900万円だった。同事業の営業利益は同9・8%増の6億8800万円となった。
 職域販売部門では説明会一回当たりの販売台数が増加したという。取付・紹介販売部門では展示会やイベントに積極的に参加したことが奏功し、販売員1人当たりの販売台数が過去最高を記録した。卸・OEM部門(業務部)が手掛けるTVショッピングでは、1日の販売台数が最高で2000台を超えたという。
 同社では、「3部門でそれぞれが月間販売記録を更新し、6月度の整水器販売台数は単月の実績として過去最高の約1万2000台を記録した」(広報IR)としている。整水器のカートリッジ販売についても「順調に拡大している」(同)と言う。販売が好調に推移している要因については「認知向上のため全国65局で放送したスポットCMの広告効果があった」(同)とみている。

(続きは「日本流通産業新聞」8月6日・13日の合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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