パス/化粧品通販に参入/マードゥレクスなど買収

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決済代行やコンサルティング事業などを手掛けるパスは7月24日、化粧品通販のマードゥレクス(本社東京都、前田一人社長)を買収した。同日付で通販会社向けに商品供給を行っているジヴァスタジオ(同)も子会社化。事業領域を通販に広げて業績拡大を図る。
 2社の全株式を所有していたジークス(本社東京都、中谷文明社長)から、2社の株式をそれぞれ51%取得した。取得価額はマードゥレクスが5億9600万円、ジヴァスタジオは1億3700万円。
 パスはこれまで、コンサルティング事業と決済代行事業のほか、雑誌などを販売している「メディア事業」や航空券手配などの「旅行事業」を手掛けてきた。
 パスの15年3月期の売上高は前期比60・1%増の6億1600万円、営業損失は1億5900万円、経常損失は1億7500万円、当期純損失は1億5000万円。
 2社を買収することで、「通信販売事業とメディア事業を融合させた新分野の開拓」と、「決済代行事業と旅行事業の規模拡大」を目指すとしている。

(続きは「日本流通産業新聞」7月30日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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