ナック 20年4―9月期/営業利益12.1%増/水ボトルの価格改定が貢献

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 「クリクラ」ブランドで水宅配事業を手掛けるナックの、20年4-9月期(中間期)におけるクリクラ事業の営業利益は、前年同期比12.1%増の9億3400万円となった。20年1月に実施したウォーターボトルの価格改定が、利益増大に貢献した。
 クリクラ事業の売上高は、前年同期比17.4%増の77億1800万円だった。
 ボトルの価格改定だけでなく、次亜塩素酸水溶液のサービス「ZiACO(ジアコ)」の売り上げが大幅に拡大したことや、家庭顧客のサーバー1台当たりのボトルの消費量が増大したことも、業績を押し上げる要因になったとしている。コロナの影響で在宅需要が高まり、ボトルの需要が増加したとしている。
 クリクラ事業では、業績の好調を背景に、21年3月期の売上高として、前期比8.4%増の145億円を見込んでいる。営業利益は、同26.2%増の13億円になるとみている。

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