国民生活センター/排水管洗浄の相談増加/19年度は2000件超

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 国民生活センター(以下、国セン)は10月15日、住宅の排水管などの洗浄サービスに関する相談が増えているとし、注意喚起を行った。15年度から18年度は1700件前後で推移していた相談件数は、19年度に2000件を超えた。
 相談内容は、「突然訪問してきた事業者から『排水管を無料で点検する』と言われ、了承したところ、『このままでは大変なことになる』と排水管の洗浄の契約をしてしまった」、「料金3000円と書かれたチラシを見て排水管の洗浄を依頼したところ、数万円の費用を請求された」─など。事業者による突然の訪問や、チラシをきっかけとしたトラブルが多くなっていると指摘している。
 国センに寄せられた年代別の相談件数は、16年度が1850件、17年度が1744件、18年度が1666件。19年度は2149件と前年より約500件増加している。20年度については、9月30日までに683件の相談が寄せられている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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