アイビー化粧品/40億円を37億円に/通期売上予想を下方修正

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 化粧品訪販のアイビー化粧品は11月2日、21年3月期の通期の業績予想を下方修正した。売上高は、期初予想の40億円から37億円に、営業利益は2億2500万円から1億3700万円に、それぞれ改めた。
 アイビー化粧品は、下方修正の理由について、新型コロナウイルスの第2波によって、販売会社への接触機会が制限されたことを挙げている。
 販売会社からの受注数は例年、9月度が最も多いという。20年9月度は、コロナの第2波の影響で、主力商品の「レッドパワーセラム」やレギュラー製品に関する販促活動が行えなかった。9月度のレッドパワーセラムの受注数は、期初目標では3万セットとしていたが、3分の1の約1万セットにとどまったとしている。
 アイビー化粧品では、20年10月―21年3月期(下半期)の業績は、堅調に推移すると見込んでいる。20年9月度の受注が少なかった反動で受注数が増加するとみているほか、コロナの影響も薄れていくとみているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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